Xiaomi Mi Notebook Air 13.3にelementary OSをインストールしてMacbookみたいに使う設定
Xiaomi Mi Notebook Air 13.3を手に入れることができたので、Elementary OSをインストールして普段使用しているMacbookのような操作感を実現するためにした設定をメモしておきます。
- Laptop: Xiaomi Mi Notebook Air 13.3 2018
- OS: elementary OS 0.4.1 Loki
日本語入力を可能にする
参考: http://note.kurodigi.com/elementary-os-japanese/
Input Method Framework: fcitx、日本語入力メソッド: mozc で設定。
インストール
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
Input Method Frameworkをfcitxにする。
$ im-config
このあと、ログインし直さないと設定が適用されないようでした。
その後、fcitxのInput MethodにMozcを追加するために、fcitx configurationを開きます。
$ fcitx-configtool
+
ボタンからmozcを選択して追加。
私はmacと同じように英語と日本語を切り替えられるようにするため、L-AltとR-AltをInput Methodの切り替えのTriggerに設定しました。
また、標準のmozcのiconだと大きくて上のツールバーが日本語に切り替えるたびに高さが変わるので目障りでした。 ここの記事を参考にロゴの画像を変えて解決しました。
Window Switcherを変更する
Alt - tab
でwindow switchできますが、デフォルトのだとアニメーションが激しいかつ全てのwindowを一覧で見られないので不便でした。
p0pye/gala-elementary-alt-tab-switcher をインストール することでMacOSのようなWindow Switcherにs変更することができました。
$ sudo add-apt-repository ppa:popye/eos-window-switcher $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install gala-eos-window-switcher
設定はdconf-editorから行えます。 Pathは/org/pantheon/desktop/gala/plugins/elementary-alt-tab/
$ dconf-editor
PPAを追加できるようにする
普通に追加しようとするとコマンドがないと言われました。
$ sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
$ sudo add-apt-repository: command not found
以下をインストールすると使えるようになりました。
$ sudo apt install software-properties-common
参照: https://elementaryos.stackexchange.com/questions/7507/how-can-i-add-a-ppa-in-loki
Key Mappingを変更する
xkeysnailを使用して、Caps Lockを単体の入力の場合にはEsc、同時に他のKeyが入力された場合にはCtrlとして振る舞うように設定しました。
$ sudo apt install python3-pip $ sudo pip3 install xkeysnail
現在のconfigはこちら
Ctrl-V でペーストになっているため、vimのvisual矩形モードが使えない
elementay OSの標準ターミナルであるPantheonでは、Ctrl-Vがクリップボードからペーストする設定になっているため、Vimのvisual矩形モードが使えない。。
Pantheon Terminalの設定はdconfにあるので、dconf-editorで naturl-copy-paste
を false
にしました。この設定を適用するとコピー&ペーストにがCtrl-Shift-C
, Ctrl-Shift-V
にマッピングされるので、更にそれをxkeysnailでAlt-C
とAlt-V
にマッピングしました。
$ sudo apt install dconf-tools $ dconf-editor
4K外部ディスプレイの解像度の設定
ただつなげるだけだとショボい解像度で、設定が必要でした。
メモはQiitaに残しておきました。
https://qiita.com/ryom1m1/items/e530f5c4bf8dc886863e
GPUを有効化
Mi Notebook AirにはNvidia GPU MX150が搭載されているので、どうせなら活用したい。ということで、GPUを有効化して Intel ChipsetをGPUのHybrid利用されるようにしました。 標準だと、ただHDMIに画面出力するような場合はIntel Chipsetが使われるようです。Intel Chipsetのみを使ったほうがバッテリーの持ちはいいそうです。
IntelのChipsetとGPUの使い分けを可能にしてくれるBumblebeeをインストールしてみる。 この設定には失敗してOS再インストールするはめになりました。。。
最終的にここの説明に従ってて最低限の設定はうまく行きました。
現状では nvidia-settings
を開いてPrimus Settingsから使うDeviceをIntelかNVIDIAか選択して、適用後はログインし直さなければならないという、めんどくさい手順を踏めばIntel ChipsetとGPUを切り替えられるようになりました。
そもそも普通のDesktop PCではこんな切り替えは行わずGPUを使う場合はGPUのカードのポートから出力するようなものだと思うので、結構難しいんだなと思いました。
参考: - https://wiki.archlinux.org/index.php/Bumblebee#Installation - https://qiita.com/rainytoffee/items/44deabd66608f00b8544
その他のインストールしたソフトウェア
Elementary Tweaks
Ubuntu TweaksのElementary OS版。GUIでの設定の自由度を高めてくれる。
sudo add-apt-repository ppa:philip.scott/elementary-tweaks sudo apt update sudo apt install elementary-tweaks
インストールが完了するとSystem Settingsに Tweaksというアイコンが出現します。
参照: https://ajreissig.com/return-to-elementary-os/
Albert
MacのLaunchpadのような操作を実現するため、Launcherを入れました。
sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8 sudo apt-get update sudo apt install albert
install後はApplicationsに追加されました。
Macで設定しているのと同じように Alt+Space
で起動するようにして、検索対象も適当に設定しました。
また、AlbertはStatup Applicationに登録しておくことで、自動で立ち上がるようにしておきました。 Settings > Applications > Statup に追加することで設定できます。
参照: https://ajreissig.com/return-to-elementary-os/
Google Chrome
Debパッケージをダウンロードしてきて、dpkgでインストール。
$ sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb
fzf
コマンドラインのfuzzy検索ツール。
git clone https://github.com/junegunn/fzf.git ~/.fzf
~/.fzf/install
source ~/.bashrc
参照:https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0504
感想
Elementary OS、綺麗でUIには満足しましたが、やはり情報がまだまだ少ないですね。 セットアップにかなり苦しんだ印象です。