Xiaomi Mi Notebook Air 13.3にelementary OSをインストールしてMacbookみたいに使う設定

Xiaomi Mi Notebook Air 13.3を手に入れることができたので、Elementary OSをインストールして普段使用しているMacbookのような操作感を実現するためにした設定をメモしておきます。

  • Laptop: Xiaomi Mi Notebook Air 13.3 2018
  • OS: elementary OS 0.4.1 Loki

日本語入力を可能にする

参考: http://note.kurodigi.com/elementary-os-japanese/

Input Method Framework: fcitx、日本語入力メソッド: mozc で設定。

インストール

$ sudo apt-get install fcitx-mozc

Input Method Frameworkをfcitxにする。

$ im-config

このあと、ログインし直さないと設定が適用されないようでした。

その後、fcitxのInput MethodにMozcを追加するために、fcitx configurationを開きます。

$ fcitx-configtool

+ボタンからmozcを選択して追加。

f:id:ryom1m1:20181014001135p:plain 私はmacと同じように英語と日本語を切り替えられるようにするため、L-AltとR-AltをInput Methodの切り替えのTriggerに設定しました。

f:id:ryom1m1:20181014001132p:plain

また、標準のmozcのiconだと大きくて上のツールバーが日本語に切り替えるたびに高さが変わるので目障りでした。 ここの記事を参考にロゴの画像を変えて解決しました。

Window Switcherを変更する

Alt - tabでwindow switchできますが、デフォルトのだとアニメーションが激しいかつ全てのwindowを一覧で見られないので不便でした。

p0pye/gala-elementary-alt-tab-switcher をインストール することでMacOSのようなWindow Switcherにs変更することができました。

$ sudo add-apt-repository ppa:popye/eos-window-switcher
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install gala-eos-window-switcher

設定はdconf-editorから行えます。 Pathは/org/pantheon/desktop/gala/plugins/elementary-alt-tab/

$ dconf-editor

PPAを追加できるようにする

普通に追加しようとするとコマンドがないと言われました。

$ sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
$ sudo add-apt-repository: command not found

以下をインストールすると使えるようになりました。

$ sudo apt install software-properties-common

参照: https://elementaryos.stackexchange.com/questions/7507/how-can-i-add-a-ppa-in-loki

Key Mappingを変更する

xkeysnailを使用して、Caps Lockを単体の入力の場合にはEsc、同時に他のKeyが入力された場合にはCtrlとして振る舞うように設定しました。

$ sudo apt install python3-pip
$ sudo pip3 install xkeysnail

現在のconfigはこちら

Ctrl-V でペーストになっているため、vimのvisual矩形モードが使えない

elementay OSの標準ターミナルであるPantheonでは、Ctrl-Vがクリップボードからペーストする設定になっているため、Vimのvisual矩形モードが使えない。。 Pantheon Terminalの設定はdconfにあるので、dconf-editorで naturl-copy-pastefalse にしました。この設定を適用するとコピー&ペーストにがCtrl-Shift-C, Ctrl-Shift-Vマッピングされるので、更にそれをxkeysnailでAlt-CAlt-Vマッピングしました。

$ sudo apt install dconf-tools
$ dconf-editor

f:id:ryom1m1:20181014001137p:plain

参照: https://elementaryos.stackexchange.com/questions/2059/how-can-i-disable-natural-copy-paste-in-terminal

4K外部ディスプレイの解像度の設定

ただつなげるだけだとショボい解像度で、設定が必要でした。

メモはQiitaに残しておきました。

https://qiita.com/ryom1m1/items/e530f5c4bf8dc886863e

GPUを有効化

Mi Notebook AirにはNvidia GPU MX150が搭載されているので、どうせなら活用したい。ということで、GPUを有効化して Intel ChipsetをGPUのHybrid利用されるようにしました。 標準だと、ただHDMIに画面出力するような場合はIntel Chipsetが使われるようです。Intel Chipsetのみを使ったほうがバッテリーの持ちはいいそうです。

IntelのChipsetとGPUの使い分けを可能にしてくれるBumblebeeをインストールしてみる。 この設定には失敗してOS再インストールするはめになりました。。。

最終的にここの説明に従ってて最低限の設定はうまく行きました。

現状では nvidia-settings を開いてPrimus Settingsから使うDeviceをIntelNVIDIAか選択して、適用後はログインし直さなければならないという、めんどくさい手順を踏めばIntel ChipsetとGPUを切り替えられるようになりました。 そもそも普通のDesktop PCではこんな切り替えは行わずGPUを使う場合はGPUのカードのポートから出力するようなものだと思うので、結構難しいんだなと思いました。

参考: - https://wiki.archlinux.org/index.php/Bumblebee#Installation - https://qiita.com/rainytoffee/items/44deabd66608f00b8544

その他のインストールしたソフトウェア

Elementary Tweaks

Ubuntu TweaksのElementary OS版。GUIでの設定の自由度を高めてくれる。

sudo add-apt-repository ppa:philip.scott/elementary-tweaks
sudo apt update
sudo apt install elementary-tweaks

インストールが完了するとSystem Settingsに Tweaksというアイコンが出現します。

参照: https://ajreissig.com/return-to-elementary-os/

Albert

MacのLaunchpadのような操作を実現するため、Launcherを入れました。

sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
sudo apt-get update
sudo apt install albert

install後はApplicationsに追加されました。 Macで設定しているのと同じように Alt+Space で起動するようにして、検索対象も適当に設定しました。

また、AlbertはStatup Applicationに登録しておくことで、自動で立ち上がるようにしておきました。 Settings > Applications > Statup に追加することで設定できます。

参照: https://ajreissig.com/return-to-elementary-os/

Google Chrome

Debパッケージをダウンロードしてきて、dpkgでインストール。

$ sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb

fzf

コマンドラインのfuzzy検索ツール。

git clone https://github.com/junegunn/fzf.git ~/.fzf
~/.fzf/install 
source ~/.bashrc 

参照:https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0504

感想

Elementary OS、綺麗でUIには満足しましたが、やはり情報がまだまだ少ないですね。 セットアップにかなり苦しんだ印象です。